2014年2月28日金曜日

第一生命(株)「ブライトWay」についてのFPの評価(その1)

要約すると次のとおりです。

1 第一生命は、主力の「なんとか人生」などの「生涯設計型の保険」は止めて、「一生涯のパートナー With Youプロジェクト」の保険として「ブライトWay」を発売しました。

2 生涯設計型とはライフステージに応じて特約を選択できましたが、「一生涯のパートナー」とはてんこ盛りパッケージを一生涯契約を継続してくださいという考え方です。

3 そのため20歳台でも30歳台でも、長い人生を生きていくために介護保障をパッケージに組み込んでいます。

4 この考え方で作られたのが総合保障型保険「ブライトWay」であり、第一生命が総力をあげて、お客さまの『人生という道のり(Way)』に充実した『備え方(Way)』を提案しているのです。

5 この提案に対するわたしの意見は「いらんもんは付けるな!」です。


以下に「ブライトWay」の分析評価を記します。

1 第一生命はなにを考えているのか?

次の表は「順風ライフ」と「ブライトWay」の発売時のコピーを比較したものです。



           (表はクリックすると拡大します。)

両方とも渡邊光一郎さんが言っているのですが、「生涯設計」はもう止めて「一生涯のパートナー」として総合保障型保険にしたそうです。

「生涯設計」を止めたのはなぜ?
総合保障型保険にしたのはなんのため?

私にはよく分かりません。

推測として、一般の人は保険をよく知らず、「生涯設計」とか言ってもなにを選んでよいのかまったく分かっていないので、保険会社が提供するパーケージ保険(つまり定期付終身保険)だけを買ってもらうほうが分かりやすいと考えたのでしょう。

また10年後の契約更新のときにライフステージに合った内容に見直しましょうと提案しても、あまりに高い保険料にびっくりした契約者が逃げ出して(解約して)しまうため、「生涯設計」の見直し提案が既契約からの流出を招いている元凶となっているのかも知れません。

ですから、「ブライトWay」のコピーの内容は、これさえ買えばあとは一生涯保険会社が「あんじょうよろしゅうしまっせ!」といっているように読めます。

その理由は「柔軟に対応」とありますが「選べる」とはどこにも書いていません。
つまりこの保険は「お・ま・か・せ」ということになります。

お金持ちで、大船に乗りたい方にはよいかも知れません。

30歳のサラリーマンの人は、毎月のお小遣いが半分になってしまうので気を付けましょう。


いずれにしても「ブライトWay」は余計な保障をパッケージ化し、保障を膨らませた保険を見直しするきっかけを与えないよう工夫された蟻地獄保険と言えそうです。


2 保障内容はどうなったのか?

その2につづく

第一生命(株)「ブライトWay」についてのFPの評価(その2

第一生命(株)「ブライトWay」についてのFPの評価(その3

第一生命(株)「ブライトWay」についてのFPの評価(その4